POYO

あたらしいくにわたくしま

2020-01-01から1年間の記事一覧

猫の内臓を見ました。

手術室に取り残されたそれを見せてもらいました。 仕込み前の焼肉とそんなに違わず、特に異様な感動とか恐怖とかもありませんでした。 猫はとりあえず一ヶ月を目標に見ていくそうです。 それはつまり、一ヶ月もせずに死ぬ可能性が高いということだと思います…

覚書

歴史に触れた時に悲しくなるのは、まだ今だってその歴史の途中なんだと思わされるから。もちろんその過激さに感情移入しての悲しみでもあるけど。その結果まだ救いがないということを知っているから、辛くなる。ただ、救いが何かと問われたら、なんて答えよ…

覚書

当事者にはなりたくないものなんですかね。でも、蚊帳の外もいやなんですかね。どちらも、人によりますよねえ。物事にもよりますよねえ。デカい餅の話ですけど。 ひとりぼっちの夜と特筆できるということは、つまり、ひとりぼっちじゃない夜が常なんでしょう…

雑記

星空の 下のソーシャルディスタンス しょっぱなから一句よんでしまったし、つまりキーボードから離れられていない現状。 デカい餅の話をします。 それはとても大きくて、まず臼が悲しんだ。 「私はこの店で一番重くて大きかったのに、ぽっとでのやわこいのに…

心地よい風なう

701号室にとって一番過ごしやすい季節がやってきた。 タッセルをなくしてしまったものだから、レースのカーテンが髪の毛ごと撫であげる。頬を包んでみたり唇をかすめてみたり、この空間に恋を思ってしまう。 何にもない日代表として描写されそうな今の空気だ…

覚書

幼稚でいることの意味はどこにあるんだろうか。これは私の中の永遠の謎であるが(ディアルガ)、自分の理解の範囲から外れた人間を幼稚と読んで切り捨てる行為こそ、グロテスクで幼稚なのではないか。手軽な意見表明とうねり。 人間、動物植物などがみな身につ…